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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年09月02日

中華料理屋の娘が作る餃子

元・美容師、元・漫才師(芸名:ビビンバ)、元・調理師、元・子ども英会話講師。
現在、国際交流協会の事務局長とフリーの司会者、そして大学生(通教:法学部)のyoshikoです。

いろんな経歴、肩書がありますが、実は中華料理屋の娘で、小さいころから父と母のつくる中華料理を食べて育ちました。

今から48年前、紆余曲折ののち、横浜で修業した父が始めた中華料理店。
おそらく、旧・甲賀郡で初めての中華料理店だったのではないかと思います。

24年前に父が亡くなり、そして14年前に閉店しましたが、父亡き後、私も調理師の免許をとり、母と二人で店を切り盛りしてきました。

当たり前のように食べていた父や母の中華料理は、今なお覚えてくださっている方が多く、庶民的な味で皆さんに親しまれていたことを実感しています。

特に、今年82歳になる母のつくる餃子は美味しくて、「おばちゃんのつくる餃子がまた食べたいわ~」という声をよく聞きます。



レシピを伝授された私も、そこそこ母の味に近い餃子をつくれますので、婦人会の行事で「餃子づくり」をしたり、何かあるたびに餃子を作って差し入れしたり、皆さんに食べていただいておりますが、やっぱり、「あの味」を出すのは難しいものがあります。

それには、ちゃんとした理由があります。

ラードです。

お店をしているとき、餃子の具をつくる際に入れていたラードには、唐揚げやエビ天など、いろいろなものを揚げていた「うまみエキス」がしみ込んでいたのです。

だから、味に「コク」がありました。

その味を知る人は、やはりその「コク」の違いがわかりますし、私もあちこちで餃子を食べる機会がありますが、どこの餃子を食べても心底おいしいと感じるものがありません。


そこで、

母の味にどこまで近づけるかわかりませんが、その味を復活させるべく、かつ、地域性を生かした餃子を作ってみようと思い、今度、9月25日に開催される水口JCさん主催の「忍者飯グランプリ」に出店させていただくことにしました!

「自分にできること」、そして「地域おこし」の一つになり、「忍者のまち」の名物になるようなもの・・・・ということで、試行錯誤しながら「餃子」を作っています。

でも基本は、父や母が築いた中華料理店の味です。


ということで、「黒い餃子!?」ができるまでの奮闘記録をこれから綴っていこうと思います。



ちなみにこれは皮です。  


Posted by yoshiko at 22:33Comments(2)お知らせ